今回はセルフプレジャーグッズ「iroha」の新作「iroha+(イロハプラス)」の初お披露目イベント「春画のいろは~一夜限りの春画Bar」をご紹介。
「irohaFIT」 から1年半を経て、待望の新作「iroha+」が発売されました。本商品の公開を記念して開催されたお披露目イベント「春画のいろは~一夜限りの春画 Bar」では春画展日本開催実行委員の浦上満氏と、美術手帖で「春画特集」を手がけた望月かおる氏が江戸時代の“性”と現代の“性”という切り口で登壇し トークを繰り広げました。ちなみに会場にはirohaの新作を早く見たかったのか、それとも春画に興味があったのか?若い女性達が集まっていました。
イ ベントは浦上さんによる春画の基礎講義からスタート。春画のはじまりから春画の楽しみ方までをレクチャーし、現在の春画の盛り上がりについては「2015 年は春画元年。これからもっと色んな切り口で春画が出てくると思いますよ」と今後の春画について期待をのぞかせていました。
※イベントでお話になっていた「春画の魅力」についてはランドリーガールで実施した浦上さんのインタビューをご参考に。
来場者19万人越え!「春画展」裏側インタビュー「エロスを否定するアーティストは偽者」 – ランドリーガール
また美術手帖の望月さんは「美術手帖」で春画特集をすることになった経緯についてお話に。春画が絵として美しいということ以外に、春画が様々な視点で関心をもたれはじめたという事実として春画研究で博士号を取得した石上阿希さんの存在も大きかったとのこと。
そして「美術作品って知識がないとわからないものも多いんですが、昔も今も春画は老若男女だれが見ても笑えるんです。だれでも共感できるのは性というテーマだからですよね。」と春画の魅力についてお話になりました。
イ ベント後半では春画から見る江戸時代の性具が紹介されました。婦人用の性具としては水牛角やくじらの歯で作った「張形(はりがた)」があったほか、殿方用 としてはイチモツにかぶせる「鎧形(よろいがた)」などがあったそうです。「鎧形」は男根にはめることで男性への刺激が少なくなり持続時間が長くなるとい うことから「助け舟」とも呼ばれていたそうです。もしかすると現代男性にも必要かもしれませんね。
その他、婦人同士で使う「互形(たがいがた)」と呼ばれる性具も紹介されました。「張形」を2つつなげたようなカタチですね。
そ して、最後は現代の性具として「iroha+」が紹介されました。セルフプレジャー初心者をターゲットとして作られた前作とくらべ「iroha+」はセル フプレジャーに慣れ親しんだ中級向けの商品とのことで、可愛らしいフォルムではあるものの振動力と防水機能が強化されているそうです。
触 り心地は前作のiroha同様にふんわりとしていますが、より柔らかく、しっとりと肌に吸い付く感じですね。形状は先端刺激と挿入を考えてデザインされた 「RINGOTORI」、先端のくすぐり刺激と独特な凹凸によって刺激をあたえる「KUSHINEZUMI」、そわせたり挟んだりできる 「YORUKUJIRA」の全3種です。価格は9,000円(税別)。
久しぶりの新作に心ときめきますね。使用感は後日新ためてレビューさせていただきます。
数年前に「セルフプレジャー」という言葉とともに女性向けラブグッズが注目され、2015年はさらにラブグッズが普及した年だったようにも感じますが、は たして2016年はどのようになっていくのか?色々期待してしまいますが、なにはともあれ新年を迎えセルフプレジャーグッズを買い換えたい淑女の皆様は 「iroha+」を一度触ってみるといいかもしれませんよ。それでは素敵な新年を♡